晴れ間が広がった５月２４日に、全校生で沼の口湿原まで遠足に出かけました。今回の遠足には、教職員の他に、沼の口湿原を管理していらっしゃる方にも同行していただきました。

　途中、養蜂場と炭焼き窯に立ち寄らせていただきました。養蜂場では、蜂蜜がたっぷり詰まった蜜板を見せていただき、その後にみんなで力を合わせて蜜を取り出し、甘い蜂蜜までいただきました。炭焼き窯では、白炭と黒炭の違いを教えていただき、その後に実際に炭を窯から取り出す作業を見せていただきました。子どもたちはその熱さに驚いていました。

　２か所の見学の後は、いよいよ沼の口湿原に向かいました。途中で長靴に履き替え、国道沿いの入口から急な坂を登っていきました。湿原の手前でおいしいお弁当をいただき、その後にみんなで散策路を歩きました。散策路の途中にはぬかるむ箇所もありましたが、全員安全に散策することができました。

　今回の遠足は、みんなで力を合わせて最後まで歩き通すこと、自然の美しさに触れたりその恩恵を生かした仕事について学んだりすることをめあてにしました。今回の遠足では、お互いに声を掛け合って歩き通すことができましたし、たくさんの動植物や自然を生かす仕事にも存分に触れることができたので、２点とも達成できたと思います。また、熊との遭遇も心配されましたので、途中で爆竹を鳴らしたりみんなで楽しくおしゃべりしたりしながら歩きました。